札幌から車で約2時間半、雪道を慎重に運転して辿り着いた先は、星野リゾート リゾナーレ トマム。
アイスヴィレッジにも行ってみたくて今回「サウナ満喫プラン(朝食付き)」を予約しました。
2泊の滞在でしたが、ホテルの施設や部屋を楽しんでいるとあっという間で、まだまだやりたいことがたくさん!
まずは、リゾナーレ トマムのお部屋・レストラン・スパなどの滞在レビューをお伝えします。
(※施設内のアクティビティやアイスヴィレッジの詳細は、別記事でご紹介予定です。)
札幌からの道のり
北海道は車が便利なのでいつものたびらいレンタカー でレンタカーを手配して新千歳空港からレンタカーで移動。
出発時はすでに札幌市内で雪が積もり始め、ABSが頻繁に作動するほど滑りやすい路面…。
スタッドレス&4WDとはいえ、30km/h程度の低速でもブレーキが効きづらく、結構ヒヤヒヤしました。
ところが、高速道路に入ってからは思ったほど路面が悪くなく、実は一番危険だったのは札幌市内というオチ。
何はともあれ、無事にトマムまで到着できました。
星野リゾート リゾナーレ トマムとは

北海道のトマムエリアにある、星野リゾートグループの高級リゾートホテルです。
「リゾナーレ トマム」棟は、ゆったりとしたスイートタイプの客室が中心。
家族連れやカップル、友人同士でラグジュアリーな滞在を楽しむのに最適な空間が魅力です。
チェックインは15時、チェックアウトは11時が基本。
今回は到着が21時頃と少し遅めでしたが、丁寧に出迎えていただきスムーズにチェックインできました。
お部屋:スイートトリプル(サウナ満喫プラン)
広々3名利用OK!バス&サウナ完備の贅沢空間
今回泊まったのは「スイートトリプル」という広めのお部屋。
サウナ満喫プラン(朝食付き)で、1名一泊35,200円(宿泊時期や曜日による変動あり)でした。
3人で利用しても十分すぎるほどの広さで、ベッドルームとリビングルームが分かれているのがありがたいです。


また、お風呂もかなり大きめで、専用サウナが付いているのが最大のポイント。
旅先でも自分たちだけの空間でゆったりと汗を流せるのは、本当に贅沢な体験でした。


外国人比率・物価
最近よくニュースで「高級リゾートは外国人観光客だらけ」「ニセコの物価が上がっている」などと耳にしますが、リゾナーレ トマムではどうだったのか?
実際に滞在してみたところ、日本人が約4割、アジア系外国人が約5割、白人系外国人が約1割という印象でした。
アジア系の中ではやはり中国人が一番多く、次いで韓国人という感じです。
自分たちも外国人に見られたのか滞在中何度も英語でスタッフに話しかけられました。
物価に関してはリゾート価格であるものの、驚くほど高いというわけではありません。
例として、ミネラルウォーター(500ml)が190円、ビール1本が400円ほどでした。
一部のリゾート地では水や軽食が500円以上することもある中、「普通のリゾート価格」に収まっている印象です。
唯一気になったのは、リフト一日券が7,000円とやや高めだったこと。
しかし、それ以外は総じて良心的な価格設定が多く、安心して楽しめるリゾートだと感じました。
リゾート内のレストラン事情
リゾナーレ トマム周辺には、ホテル直営や周辺施設を含む多彩なレストランがあります。
ただし、人気のレストランは予約必須。1週間前から予約開始になるところも多く、「ここ行きたい!」と思ってから予約しようとすると、すでにいっぱいなんてことも…。
そんな事情も知らずいった今回は・・・
ディナー:しゃぶしゃぶSORA(天空)

今回は2泊しましたが予約が取れたのは「しゃぶしゃぶSORA」のみ。他の人気レストランは満席でした。
しゃぶしゃぶSORAでは、牛肉・豚肉・カニしゃぶを楽しめ、さらにカニ味噌の甲羅焼きやお刺身も絶品。
どの食材も鮮度が良く、出汁にくぐらせるだけで一気に旨みが増す感じでした。
見た目のインパクトも大きいので、写真映えもばっちりです。
ちなみに和牛ランプ1人前\4,000、カニ味噌の甲羅焼き\1,800など普通のしゃぶしゃぶレストランと買わらない価格でした。
レストラン予約を確実にしたい方は、早めに公式サイトや電話での予約をおすすめします。
1週間前から予約開始だそうなので忘れずに予約を入れましょう。
朝食:ミカク
トマム ザ・タワー内にあるビュッフェレストラン。
名物は大きくてふっくら焼いた鮭を大胆に乗せた「焼き鮭のお茶漬け」。
その場で焼き上げた鮭をそのままご飯に乗せ、出汁をかけていただくスタイルが新鮮で、 塩加減も絶妙。朝からご飯が何杯でもいけるおいしさでした!

ビュッフェ全体は和食中心ですが、洋食メニューも少しあり、ソーセージやベーコン、 サラダバーなどが置いてありました。和食派はもちろん、軽めにパンや洋食を楽しみたい人にも ちょうどいいバランスです。

ちなみに9時ごろに行ったのですが30人ぐらいの順番待ちでQRコード付きの受付表渡されました。
待ってる間にお土産ショップを物色していたら買い物終わると同時に20分足らずで順番になったので人数のわりに待ち時間は短かったです。
朝食:ビュッフェレストラン hal
こちらもトマム ザ・タワーと繋がっていて、アイスヴィレッジ入口方面の建物にあるビュッフェレストラン。
おすすめは「フレンチトースト」と「サーモンといくらの親子丼」の2大名物メニュー。


サーモンいくら丼は、たっぷりのいくらと新鮮なサーモンが惜しげもなく盛られていて、おかわり必至の絶品!
そしてフレンチトーストは甘さ控えめの卵液がしっかり染み込んでいて、外はカリッと、中はふんわり。さらにメープルシロップやホイップクリームをお好みでトッピングできます。


朝食付きプランの場合、ミカクやhalなどから選択して利用できます。
どのレストランでも可なのですが予約必須の「ニニヌプリ」などは予約が取れないと行けません。
いずれのビュッフェも開店直後や混み合う時間帯は並ぶこともあるため、早めの来店がおすすめです。
レストランへの移動には無料の施設内バスもあり
今回宿泊したリゾナーレトマムと レストランが集中してる トマム ザ・タワーは数百メートル離れていて 歩くには少し遠い距離。
各施設にはそれぞれ専用駐車場があるから自分たちはレンタカーで運転したけれども 電車で行った場合やお酒を飲むから運転したくない場合には無料の施設内バスで移動もできます。
だいたい15分に一本出ていて各施設を巡ってくれるので利用してる人をよく見かけました。

(画像クリックで拡大表示)
スパ体験:Spa Retar
リゾート内には癒しの施設も充実。今回は「Spa Retar」で
アロマオイルトリートメント120分(3.5万円)を体験してきました。
前日予約でも空きがあったため、公式サイト(https://www.retar-emina.com/)からすぐに予約。
アクティビティで疲れた体をしっかりほぐしてもらえます。
ベッド自体がポカポカ暖かく、施術中は思わずウトウト…。
スタッフの方が「スマホを置いてもいいですよ」と言ってくださった台があって、最初はSNSを見ながら施術を受けていましたが、後半は気持ちよさに負けて熟睡してしまいました。
ちなみにこの台がベッド下に固定されていて ベッドを施術のために上げ下げしても台も一緒に移動するので常にスマホとの距離が変わらずで・・・
全マッサージ店に導入してほしいと思う便利設備でした。

2泊では全然足りない!?でも充実のリゾナーレ トマム
今回は2泊の滞在でしたが、リゾナーレ トマムにはまだまだ楽しめるイベントや施設が山盛り。
特に冬季限定のアイスヴィレッジは17時以降の開催で、2024年12月10日~2025年3月14日まで(気温上昇のため実際は3月11日終了)予定といった季節の魅力が詰まっています。
詳細は後編の記事でご紹介予定ですが、昼間から夜まで飽きる暇がないほど遊べるのがトマムの魅力ですね。
まとめ:部屋もサウナも大満足。また行きたくなるリゾート
雪道ドライブで少し緊張しましたが、いざ到着すると広々とした客室に大きなお風呂&専用サウナ、そして美味しい食事やスパで心も体もリフレッシュ。
星野リゾート リゾナーレ トマムは、ちょっと贅沢な滞在をしたい方にぴったりです。
今回ご紹介しきれなかったアクティビティやイベントは、別記事でじっくりご紹介しますので、お楽しみに!
「サウナ満喫プラン」は朝食付きで1人35,200円から(時期によって変動)。
シーズンやプランによっては早割や期間限定の特典などもあるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
アクセス・基本情報
- ホテル名:星野リゾート リゾナーレ トマム
- 所在地:北海道勇払郡占冠村中トマム
- チェックイン:15:00~ / チェックアウト:~11:00
- 公式サイト:https://risonare.com/tomamu/
- 宿泊プラン:サウナ満喫プラン(朝食付き)、スイートトリプル
- スパ:Spa Retar(Web予約可)
- レストラン:しゃぶしゃぶSORA 他(早めの予約推奨)
札幌から約2時間~3時間ほど車でかかります。
冬期は雪道や凍結に注意しながら、スタッドレス&4WDで行くことをおすすめします。
次回予告
リゾナーレ トマムの
・アイスヴィレッジ体験
・スキーやスノーボードなどの冬季アクティビティ
・雪の中での乗馬や アイスフィッシングなど施設内アクティビティ
まだまだ魅力いっぱいのコンテンツは、別記事でご紹介予定です。
ぜひそちらもお楽しみに!