先日、箱根の強羅にある高級旅館「強羅花扇 円かの杜」に宿泊してきました。
「ごうらはなおうぎ」と読むそうで、箱根エリアでも評判の高いお宿の一つ。
今回は、露天風呂付き客室や贅沢な部屋食など体験レポートをたっぷりご紹介します。
強羅花扇とは?
強羅花扇は、箱根・強羅エリアに展開している高級温泉旅館ブランドです。
「花扇」といえば、もともと飛騨高山にも姉妹旅館があり、美食と温泉を融合させたおもてなしで有名。
円かの杜(まどかのもり)はその中でも大自然の眺望と静寂な空間を大切にした、落ち着いた雰囲気が魅力のお宿です。
四季折々の箱根の風景を楽しみながら、地産地消の食材や極上の温泉を満喫できるのが大きな魅力。
高台に立地しているため、客室からは雄大な箱根の山々を一望できる点もポイントです。
車でアクセス(東京から)
私は今回車で行きましたが、東京から箱根に向かう場合、主に以下のルートがおすすめです。
- 東名高速道路で「厚木IC」下車 → 小田原厚木道路「箱根口IC」 → 国道1号経由で強羅方面へ
箱根は道が狭くカーブも多いので、運転に自信がない方は公共交通機関も選択肢としておすすめです。
また、冬場は積雪・路面凍結の可能性もあるため、スタッドレスタイヤやチェーンの準備があると安心ですね。
幸い今回は雪道はありませんでしたが スタッドレスを履いていきました。
部屋について




強羅花扇 円かの杜の客室は和モダンなテイストが魅力。
私が泊まった部屋はかなり広く、畳のスペースとベッドがある和洋室タイプでした。
木の温もりを活かしたインテリアが落ち着く雰囲気を演出してくれるので、到着してすぐに「ここに住みたい…」と思ってしまうほど。

さらに嬉しいのは客室に露天風呂が付いていること。
大きな窓を開けると心地よい風を感じながらプライベート温泉を楽しめるんです。
夜は静寂の中、星空を眺めつつゆったり浸かれるなんて、とても贅沢なひとときでした。
露天風呂について
強羅花扇 円かの杜には大浴場も完備されています。
ただ、各部屋に専用の露天風呂があるため、私の場合は客室風呂をメインに利用。
お湯はさらっとしているのに、湯上がり後は身体がぽかぽかと温まるのを感じます。
箱根の湯ならではの肌触りの良さがあり、旅の疲れも一気に解消されました。

また、山の景色を望める露天風呂では、四季折々に移ろう自然を身近に感じられます。
早朝や夜など、時間帯によって表情が変わる風景を眺めるのもまた一興。
日常の喧騒を忘れて、贅沢な時間を過ごせること間違いなしです。
晩御飯:部屋食で豪華コース
夕食は部屋食で提供され、献立も非常に豪華でした。
下記が実際にいただいたメニューです。









- 前菜:鶏大根煮 揚げ湯葉 山葵黄味醤油掛け、うるい、たら芽、木の芽、桜花塩漬け、真蛸旨煮、生湯葉
- 椀物:桜海老真丈 芽葱 木の芽
- 造り:天然鯛、天然本鮪、アオリイカ
- 鉢物:鰆蕪味噌焼 春芽地神、帆立生姜煮
- 凌ぎ:鯛茶漬 一味 粉山椒
- 台物:石焼調理で焼く 相州牛A5雌中トロ焼地 香付けの野菜
- 強肴:焼若草餅 鶉 玉子 三つ葉 独活酢味噌
- 進肴:桜海老天婦羅 春大根 七味 吹き流し あられ
- 食事:鰻井筒御飯、クリームチーズ、神鍋の香の物、ベリーケーキ
- 水物:雫ゼリー
コース全体を通して季節感と素材の良さが際立ち、見た目も味わいも期待以上でした。
特に鰻井筒御飯や石焼きの相州牛A5雌は、一口ごとに笑みがこぼれるほどのクオリティ。
器や盛り付けも上品で、食事の時間自体が特別な体験に感じられました。
部屋食のため、ゆったりと自分のペースで楽しめるのも大きな魅力。
写真の準備が整い次第、ここに実際のお料理の写真を挿入していきますのでお楽しみに!
朝ごはん:部屋食で贅沢な和定食
朝食も部屋食でゆったりといただきました。
下記が実際にいただいたメニューです。




- 清汁仕立て:国産筍、軟石芽、路、木の芽
- 造里:天然鯛、天然本鮪、アオリイカ
- 凌ぎ:錬蕎麦、打ち葱、七味
- 焼物:鰆西京焼き、黒地神、たらの芽薄衣揚げ、花豆蜜煮、けしの実
- 煮物:車海老吉野煮、黄韮、生湯葉
食材の鮮度や季節感を大切にした料理が勢ぞろいで、朝から贅沢な気分を味わえました。
部屋食なので時間を気にせずいただけるのもありがたいポイントです。
まとめ
強羅花扇 円かの杜は、露天風呂付き客室の贅沢さや、部屋食の豪華さが際立つ高級旅館でした。
山々の絶景に癒されながら、温泉と食事を心ゆくまで楽しむことができるので、特別な日の旅行や、大切な人との記念日にもぴったりです。
箱根の名湯と旬の味覚を存分に味わえるので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?