2025年9月2日に開催中の大阪・関西万博に実際に遠征してきました。初めての訪問で戸惑うことも多く、事前情報の重要性を痛感。この記事では、チケット予約からパビリオン予約、当日の混雑や暑さ対策、そして周辺観光情報までを体験ベースでリアルにまとめました。これから訪れる人の参考になれば幸いです。
※大阪万博は2025年10月13日までです
1. 万博遠征 準備編
チケットと来場予約の流れ
大阪・関西万博は、万博IDの登録→チケット購入→来場予約の3ステップが必要です。
- チケット購入公式サイトでIDを登録し、チケットを購入。
- 次に、来場予定日と入場時間を予約します。
- さらに、東ゲートまたは西ゲートの指定も必須です。
このゲート指定が非常に重要。なぜなら、東西ゲートは徒歩で30分近く離れており、当日移動は困難。
東ゲートは「電車組」に、
西ゲートは「バス・タクシー組」におすすめです。
シャトルバスは東→西方向のみ運行されており、西→東への移動はできません。
アクセス手段に応じて、必ず正しいゲートを選びましょう。
2. パビリオン予約 完全ガイド
2か月前抽選・7日前抽選・3日前先着予約
パビリオンは人気が高く、予約なしでは入れない場合が大多数です。予約方法は大きく3種類:
- 2か月前抽選:来場日2か月前に抽選申し込み(第5希望まで)
- 7日前抽選:来場1週間前の追加抽選。落選しても再チャレンジ可
- 3日前~当日早朝先着予約:空き枠が出ると先着で予約できる
私たちは2か月前抽選で2つ、7日前抽選で1つのパビリオンを確保。3日前予約はスマホに張り付きなんとか1枠取れました。一度にすべて予約できることはほぼ無いので、段階的に粘り強く狙いましょう。
当日アプリ/会場端末での当日予約のコツ
当日もチャンスがあります。会場に入場してからアプリで当日予約が可能になります。QRコードで入場後、約10分ほどでシステムが有効化され、空きがあれば予約できます。
ここで重要なのは「リロード力」。表示されている満席の状態でも、リロードを繰り返すことでキャンセル分が一瞬だけ表示されます。私も軽く50回以上リロードしてようやく1枠をゲットしました。
また午前中の方が空きが出やすかった印象です。
なお1人参加枠は出やすいため、グループでも別々で入場する覚悟があると成功率が上がります。
一人枠の空きは人気パビリオンでもちょくちょく見かけてそこそこの時間残っていました。
予約がない時間は一人参加を検討する価値は十分あります。
3. 当日リアル体験レポート
入場前の待ち時間と早め到着の重要性
私たちは11時の入場予約で10時45分にタクシーで西ゲート到着。しかし既に長蛇の列で、実際にゲートを通過できたのは11時半でした。
ゲートは時間前に開き始めることもあり、早め到着は必須。最低でも予約時刻の30分前には現地に着いていることをおすすめします。
また、手荷物検査やQRチェックなどで時間がかかるため、焦らず余裕を持ちましょう。
またQRコードは必ずスクショを撮っておきましょう。 QRコードを表示する画面も順番待ちになってしまうので スクショがないと入場時に無駄に待たされることになってしまいます。
猛暑対策:必須アイテムとおすすめグッズ
9月上旬の大阪は想像以上に暑いです。日陰は少なく、パビリオンの列に並ぶ間はほぼ炎天下。必須の持ち物は以下の通り:
- クールタオル(首元を冷やすだけでかなり楽)
- 日傘 or 帽子(日焼け&熱中症対策)
- 折りたたみ椅子(長時間待機に便利)
特に椅子は本当に重宝しました。
以下の折りたたみ式の椅子がすごく使いやすくてお薦めで自分以外にも使っている人をよく見かけました。1人1脚持参をおすすめします。
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予約なしで挑戦できるパビリオンは…?
予約が取れなかった人向けに、並べば入れるパビリオンもあります。ただし、朝一で並ばないと2〜3時間待ちは当たり前です。
私たちは朝イチで「ミャクミャク館」に並び、約1時間半で入場できました。他にも比較的待ち時間が少ないパビリオンもあるため、現地で状況確認しながら柔軟に回るのがコツです。
例えば「クウェート館は平日朝9時で約90分待ち」、「アメリカ館は約120分待ち」という情報もあり、人気館は並ぶ覚悟が必要です。
ただし、予約なしで複数回るのは現実的ではありません。基本的には事前予約中心で計画を立てましょう。
4. 万博の後におすすめスポット
USJとの組み合わせプランと移動手段
万博会場からユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)まではタクシーで約15分。私たちは「Go」アプリを使って2,500円ほどでスムーズに移動しました。
バスも出ていますが、乗り場はかなりの混雑。特に夕方は長蛇の列になるのでタクシー移動を強く推奨します。
9月5日からはUSJでハロウィンイベントが始まっており、夜は別の楽しみが待っています。1泊2日で万博→USJというプランは非常におすすめです。
関西風すき焼き 北むら
心斎橋にある老舗の「北むら」で関西風すき焼きをいただきました。
話には聞いていたけど関西風すき焼きは肉を焼くんですね!
味も美味しくいただきました
詳細は別記事にまとめました。
立ち寄りグルメ:新大阪駅で食べた 大阪そば も絶品
新大阪駅で食べた大阪そばも美味しかったです。
つけ麺の日本そば版、みたいな味で美味しくいただきました。
高級店のすき焼きも感動でしたが、駅そばのような日常の味にもまた、旅の思い出が宿ります。
結論
大阪万博は想像以上に広大で、事前準備が成否を分けます。特にゲート選択、パビリオン予約、暑さ対策の3点は要注意。当日の混雑と炎天下に備え、快適かつ効率的に回るための工夫が必要です。周辺観光とセットにすれば、より充実した遠征になること間違いなしです。
FAQ
Q1. 万博チケットは当日でも買えますか?
A. 原則としてチケットは事前購入制で、当日販売はありません。事前に公式サイトから購入・来場予約を済ませておきましょう。
Q2. パビリオン予約が一つも取れなかった場合はどうすれば?
A. 当日予約や先着入場を狙う手もありますが、1〜2時間待ちは覚悟。早朝から行動し、並ぶ覚悟で臨みましょう。
Q3. 子連れでの来場は大丈夫?
A. 日陰や休憩所が少ないため、暑さ対策と小休憩の計画が重要。ベビーカーは可ですが、混雑エリアでは注意が必要です。なお子連れ、ベビーカーでの来場者は結構多かったです。
肩身が狭いとかはないですが、本当に暑いので十分暑さ対策をして来場しましょう