今月のひと We Love 久留米協議会 事務局長 井上 誠一さん

Date:2017年05月19日13時01分 | Category:今月のひと | Writer:ぐらんざ編集部

人と人とがつながって、やさしい未来が
始まっていく…久留米のまちを元気にしたい



 福岡市天神から電車で30分、久留米市はそのアクセスのよさで福岡市のベッドタウンとして注目される一方で、中心市街地の吸引力が弱まっているという課題も。今月は久留米のまちを元気にするべく奔走する井上誠一さんを訪ねた。

 岩田屋久留米店に勤続27年後、現在「We Love久留米協議会」の事務局長を務める井上さんは、市街地活性化の布石として同本店の屋上に「SORA|IRO(そらいろ)広場」をオープンする。
「従来、百貨店の屋上には庭園や有料の遊具が設置されていましたよね。でも、ここは違う。いつでも誰でもフラッと来れる広場なんです。

 子どもが安心して遊べる、お年寄りがゆっくり過ごせる、子育て三世代が集える場づくりを目指しました。場があれば人が集まる。集まれば、人と人とのつながりが生まれる。それがそのまま、まちの元気につながると信じています」

 同広場をオープンして4年、こんなエピソードも。
「ここで初めて歩けるようになった子もいるんですよ!よちよち歩きだったのが今では元気いっぱい自転車を乗り回していますよ。『おじちゃ〜ん』って慕ってくれる子もいて、たまらなくかわいいんだよねぇ」と相好を崩す井上さん。

 「広場はまた情報発信の場としても開かれているので、ぜひ想いのある人に集まってほしい。例えば、今日は『ウォームブルー(世界自閉症啓発デー)』のライトアップイベントで使うボトルのペイントを行なっています。これは自閉症をはじめとする発達障害について広く知ってもらい、違う個性を持つ誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指すもの。

 みんなが想いを共有し、一緒になって考え、行動することで、このまちも未来も、もっと明るくなるんじゃないでしょうか。『SORA|IRO広場』が、みんなをつなぐそんな場所になることを願っています」


スウェーデンHAGS社の滑り台、デンマーク・ウィンザー社の自転車など世界基準の遊具がそろう「SORA-IRO広場」は地域の憩いの場として親しまれている。