『METライブビューイング 2016−17』『英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン 2016/17』

Date:2016年12月16日12時20分 | Category:シネマ | Writer:古山和子
『METライブビューイング 2016−17』『英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン 2016/17』


『METライブビューイング 2016-17』
◎10作品が順次“開演”中。



『英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン 2016/17』
◎12作品順次上映中。
■劇場:福岡中洲大洋。各作品、午前10時より、1日1回、1週間限定上映。上映スケジュールは劇場HPにて確認を。


 お正月といえば、子供の頃は家族揃って映画館へ、という思い出をお持ちの方沢山いらっしゃるでしょう。楽しみだったけど、席とりが大変でしたよね。

 今では“お正月映画”も様変わりはしましたが、洋画人気シリーズの新作や、アニメの大ヒットに続く青春ラブストーリーの邦画も正月公開、シネコンなどでは早くから指定席確保の若い人たちで賑わっています。

 そんな中、このシーズンを待っていた方も多いオペラ公演のスクリーン上映企画が中洲大洋劇場で始まりました。しかもオペラファンのみならずバレエが好きな方達の憧れの舞台でもある英国ロイヤル・オペラ・ハウスの公演シネマも並びます。

 まずは今年で11年目になる「METライブビューイング」。ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(通称METメト)は130余年の歴史をもち、今年で建設50周年という壮麗な建物はハリウッド映画のシーンでもお馴染み。私も大好きな映画「月の輝く夜に」(1987年ノーマン・ジェイソン監督)でニコラス・ケイジとシェール扮する主人公二人が目一杯オシャレしてデートしたのもここでしたね。

 世界のオペラハウスに先駆けて、シーズンのスタート直後から舞台そのままの映像を世界中の映画館で上映を始めたのがMETライブビューイング。今シーズンも11月からの上映プログラムは2月の「ナブッコ」、4月には「椿姫」など10のオペラが超豪華なステージとトップ歌手達で届けられます。

 さてもう一つ今シーズンから加わったのが、映画館の私達をロンドンのコベント・ガーデンに行った気にさせてくれる「英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン 2016/17」。ここはオペラだけでなくロイヤル・バレエの本拠地として、熊川哲也さんや吉田都さんらも活躍した日本人にも知られたホール。「コジ・ファン・トゥッテ」や「蝶々夫人」「オテロ」などのオペラ6本と「くるみ割り人形」や「眠れる森の美女」「ジュエルズ」などの人気バレエも6本揃ってやって来ます。

 そしてもちろん、映画ならではのお楽しみも。大画面に映し出される舞台の動きや歌手達の表情、迫力ある音響、おまけにカメラが捉える幕間の出演者インタビューや緞帳裏での見事な舞台転換作業の様子など、現地でも味わえないサービスも楽しんで下さい。スクリーンに向かって思わず“ブラボー”って言いたくなるかも!?上映スケジュールの確認をお忘れなく。


古山和子
RKBアナウンサー時代には「ユーアンドミー」や「ザ・モーニングダイヤル」などを担当。現在もラジオ番組や講演会で映画を中心にしたおしゃべりで活躍中。