懐かしのあの頃へ。’80にプレイバック!

Date:2016年12月20日13時01分 | Category:’80にプレイバック! | Writer:ぐらんざ編集部


 年末になると、新聞や雑誌にその年の物故者リストなどが掲載されるが、80年代にはいったいどんな著名人が逝ったのか、10年はあまりにも長いスパンなので、年代の幕開けとなった1980年に亡くなった、記憶に残る人々をたどってみたい。
 まず、俳優。嵐寛寿郎(’80年10月21日没)。戦前から活躍した時代劇の大物で、後年は高倉健の「網走番外地」シリーズでの名演も有名だった。海外に目を転じれば、スティーブ・マックイーン(同11月7日没)の名が。現在活躍中の同姓同名のイギリス人監督もいるのでややこしいが、こちらはハリウッドの大スター。ドラマ「拳銃無宿」で人気を得、「大脱走」「ゲッタウェイ」ほか数々のハリウッド大作に出演。レース通としても知られた。
 映画といえば、アルフレッド・ヒッチコック監督(同4月29日没)も亡くなっている。「鳥」「裏窓」など数々の傑作サスペンスを撮り、その演出法は後のスティーブン・スピルバーグ、ブライアン・デ・パルマら巨匠に多大な影響を与えた。
 海外の故人の中には異色の著名人も混ざる。カーネル・サンダース(同12月16日没)。ごぞんじケンタッキー・フライド・チキンのあの方。自ら経営するガソリンスタンドで供したフライドチキンを大当たりさせ、全世界的なフランチャイズチェーンを作り上げた創始者だ。’85年に阪神タイガースが優勝した際、心無いファンにより店頭のカーネル像が道頓堀に投げ込まれる惨劇が起きたのを、記憶する読者も多いだろう。
 話変わり、‘80年代には日本の宰相を務めた人物も唯一逝去している。大平正芳(同6月12日没)。「あー、うー」というしゃべり出しの発声が有名だったが、その調子や風貌に反し、インテリジェントな人物だったと現在では語り継がれている。