懐かしのあの頃へ。’80にプレイバック!

Date:2016年10月20日13時37分 | Category:’80にプレイバック! | Writer:ぐらんざ編集部


 いまや我々の生活に欠かすことのできないコンビニは、当然80年代には出現どころか増殖の真っ最中だった。日本初のコンビニの出店は諸説あるが、60年代末から70年代初めといわれていて、ややピンとこないが80年代を迎えたころにはすでに10年の歴史を経ていたのだ。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サンチェーン(後にローソンと合併)、ヤマザキデイリーストアーなどが展開中で(ちなみに福岡でおなじみポプラは74年に広島に1号店を開店)、バブル景気が後押ししたか、サンクス、サークルK、ミニストップという中堅の雄が奇しくも80年という同じ年に1号店をオープンしている。
 
同時に、セブンイレブンの商号にもある早朝から深夜までというタイプの店から、各チェーンでも現在ではすっかり主流の24時間営業店が少しずつ目立ちはじめた。最大手セブンイレブンは84年に出店数2000店を達成、じわじわと個人商店の領域に踏み入ってくることに。これはその後大きな社会問題として取り上げられた。

 やたらと多機能となっている現在のコンビニのサービスもこの時代にその兆候が現れはじめた。81年にはおなじみ宅配便の取次サービスが開始され、87年には公共料金収納代行サービスも始まる。だれもがコンビニで何でもできてしまう時代を実感しただろう。

 それでも今では当然となっているコンサートチケット販売(96年〜)、銀行ATM設置(99年〜)、アルコール販売自由化(2006年〜)などまではもう少し時を待つ必要があった。現在のコンビニを完成形(のわけはないが)としても、ぐらんざ世代なら記憶をたどれば、少しずつ少しずつ巨大化を繰り返してきたメディアだということが思い起こされるはずだ。