懐かしのあの頃へ。’80にプレイバック!

Date:2016年08月20日13時01分 | Category:’80にプレイバック! | Writer:ぐらんざ編集部


 視聴率の低落傾向が止まらない、などと昨今いわれるテレビドラマだが、栄光の80年台には学校でも職場でも翌日はその番組の話でもちきり!なんてドラマが数多く存在した。

 83年に日本中にブームを巻き起こした「スチュワーデス物語」(TBS系)。やたら大げさなセリフと派手なストーリー構成、そして時にすっとんきょうな展開が身上の大映テレビ制作もので、その前年に映画「蒲田行進曲」ですっかり売れっ子となった風間杜夫が暑苦しくもかっこいい教官役で人気爆発。ヒロインが自虐的に評する「ドジでノロマな亀」も流行語となり、60年台から連綿と続く大映ドラマの底力を見せた作品といえるだろう。

 苦戦する民法に比べ、ここ数年、NHKの朝ドラの人気は復調モードに。とはいえ、80年台に記録的ヒットとなった「おしん」(NHK総合)には足元にも及ばない。スタートは83年、平均視聴率は52.6%、最高視聴率62.9%。これはビデオリサーチの統計史上、いまでもテレビドラマの最高視聴率記録として破られていない。作品は世界中に輸出され、なんと68ヶ国で放送された、まさにお化け番組だった。

 いま思えば83年というのはドラマの世界はメガヒットだらけだったようで、“不倫”という単語を世に知らしめたのが「金曜日の妻たちへ」(TBS系)。略称キンツマと呼ばれ、舞台となった横浜の高級住宅街「たまプラーザ」は、バブル景気も手伝って土地価格が急上昇したらしい。これまでの恋愛ドラマにはない核家族の夫婦間の都会的なやりとりに、当時の人妻たちはポーッとなっていたらしい。家族がそれぞれの部屋でスマホを鑑賞、なんてことは想像もしなかったころの話である。