懐かしのあの頃へ。’80にプレイバック!

Date:2016年07月20日13時01分 | Category:’80にプレイバック! | Writer:ぐらんざ編集部


 以前本コーナーで80年代に産声をあげたオーディオ製品をとりあげたことがあるが、それ以外の電化製品でもこの時代に誕生、または花開いたものは散見できる。

 “ウォシュレット”がTOTOの商標だというのは有名な話だが、そのいわゆる温水洗浄便座が現在の原型として世に現れたのが80年。なんでも、もともとはアメリカで医療用として痔の治療などのために開発されたんだとか。それを日本で商品化していくのだが、なにせ高額だし、はじめは温水の調節がうまくできずにお尻を火傷する人なども出たらしい。それが画期的ウォシュレットの発売により、一気に世間へ浸透していった。

 いまや日本人の約7割がスマホを所有するという時代だが、携帯電話は80年代にもすでに存在していた。かすかに記憶に残る、業界人などが肩にかけていたアレ。当時は自動車用電話として販売されていたもので、バッテリーごと運ばなければならないので約3キロと、とにかく重い!が、発売から2年後の87年にはハンディなタイプが登場し、翌88年には新規業社が参入してNTTの独占市場は終了、そして目まぐるしい歴史の変遷は現在に至る、と。

 今ではホームベーカリーという名称が浸透し、米を使用して米パンまで作れてしまうこれも、87年に売り出された当初は機械自体が高価で、かつ専用の小麦粉を使用しなければならないという不便極まりないもの。しかもその小麦粉がなかなか手に入らなかったというから、バブルの頃は無駄なものが多かったと思わせる。が、その歴史が現代の製品の簡便さの礎になっているとも言えるか?